インターネットのある生活

ここ最近(というほど最近でも無いですが)、ネット上の便利なサービス、しかも、無料で使えるサイトが沢山出てきています。今、私のよく使っているのは以下のサービス。

  • check*pad.jp
    • http://www.checkpad.jp/
    • TODO管理サービス。シンプルな機能で、TODOを管理することができます。また、友達とTODOを共有できるのも、とても便利。
    • 逆に、シンプルすぎて、たまに物足りないときもありますが、多分、更新しやすさのようなライト感を継続するには、今の形が良いのかもしれません。
    • 今、わたしの“とど”は、ものすごく溜まってます。。。見える化重要です。
  • mixi
    • http://mixi.jp/
    • SNSソーシャルネットワーキングサイト)。言わずと知れた・・・ですね。最近はTVニュースなどでも取り上げられてるので、知らない人はいないでしょう。
    • 私も、このはてなでは書かない日常の他愛も無いことはmixiに書いています。私の設定は、「友達の友達までの公開」としており、その微妙な知り合い空間がとても居心地が良いのです。
    • 居心地が良すぎて、しょっちゅうアクセスしてしまうので、仕事がたてこんできたら“禁mixi”期間を作ったりしています。
  • gmail
    • http://gmail.com/
    • こちらも有名どころ。招待だけしてもらって、しばらく使っていなかったのですが、メールの集約を始めてからはヘビーユーザーになりました。というのは、私自身が管理しているメールアドレスは、家と会社の2つ+αだったんですが、最近では、会社関係で知り合った方と個人的なお付き合いがあったり、その逆もしかりで混乱ぎみでした。それを、全部gmailに転送してしまって、そこで管理するようにしています。
    • 最初、ソートの機能が無いことに違和感を覚えていましたが、さすがgoogle、検索機能でその代替となることを証明しました。むしろ、情報量が増えたときは、人がソーティングするよりも、その時点その時点で検索して情報構造を構築する方が柔軟かつ合理的です。
    • gmailは、メールの下書き保存ができるので、別の使い方として、「メモ帳」としても使っています。ネットに繋がる前提ですが、思いついたときに、思いついた場所・端末で書いておいて、後で見返し修正することができます。メールなんだけど、ずっと送らないでいればメモ帳なんです。
    • gmailをよく使いだしてから、Thunderbird紙copiを起動する時間が確実に減ってます。
  • 早起き生活
    • http://www.hayaoki-seikatsu.com/
    • 少し異色なサービスで、早起きチェックをするサービスです。
    • 最近、夜更かしよりも早起きをして仕事や趣味をするように心がけていますが、中々続かなかったりします。そんな時に出会ったサイトです。
    • 日記機能もあるんですが、ともかく、「今起きた」というボタンを朝一番に押すだけで、グラフになっていくので、そのシンプルさアジリティさがとても気に入ってます。
  • はてな
    • http://www.hatena.ne.jp/
    • よく使っているのは、アンテナ、ブックマーク、ダイアリー。もはや語ることは無いでしょう。
    • ツールバーも入れて、私の中では標準ツール的に使っています。

こうして、並べてみて思ったことは、以前に比べて格段にネットワーク前提のサービスに依存した生活をしていること。これは、TODOや人間関係、メールやグラフといったものが、“情報”であることから考えて、とても自然な流れに思えます。つまり、“情報”であるならば、物理的な位置などは気にする必要はなくて、論理的にアクセスできる“番地=アドレス”だけあれば十分なのです。RESTの考え方ですね。デジタルディバイドで、上記のようなサービスに馴染めない人もいるかもしれませんが、とっかかりさえあれば、それほど溝はあるようには思えません。だって、“お金”も今や“情報”化していて、“お札そのも”のに価値があるのではなくて、そこにある“情報”に価値があることは、小さい子供でも直感的に理解しているのですから。クレジットカードにおける、“信用”も同様に“情報”ですね。そう考えると、やはり、世に出始めてから10年以上が経った今になって、インターネットそのものが社会的なインフラとして認められつつあるのでしょう。また、これらのサービスは、自分以外の人が存在していることが前提になっているということも特徴的ですね。

こうしたサービスに依存していると、ネットに繋がらないと話にならないということも事実としてあります。お休みの日に喫茶店にぶらりと入って、仕事や趣味をだらっとするには、そこに無線LANサービスがあるか、PHSか何かで自前でつなぐかしないといけないんですね。自前で繋ぐならともかく、無線LANサービスはまだまだ普及しきれているとは言えないのが現状でしょう。Googleが、WiFiに手を出そうとしているのは、理解できますね。まずはネットに繋がらないと話にならないのですから。この、どこでも繋がる環境のためのビジネスモデルを確立して覇権を握ることは、これからのインフラビジネス上の重要なファクタとなりそうです。(私自身はソフトの人なので、あまり興味がわかないのだけれど。)そして、この話は、いわゆる『持つ者』の世界の争いになるのではないでしょうか。ある程度の初期投資できる資本力がないと、展開することは中々難しいでしょう。

ビジネスモデルという話をすると、今回あげたサービスの収益モデルが私にはまだわからなくて、どういう形で採算をとっているのか、どうやって予算計画を立てているのか。。。もちろん、事業としてやっていないサイトは別ですが。ただ単にお金の回転率で考えると、シンプルなモデルでもあると思います。そのサービスに参加する人数が、そこでの売上高に直結するとすれば、それだけの人数に対する信頼性を高めるために、そこで得られた分の投資をすれば良く、ユーザ数が少ない状態の時は、入る金額もそれなりでも、それなりの投資でなんとかなりそう。ただ、まだ固定費となるインフラ類は抱え込みで必要で、急激な増加やユーザ数の減少などに振り回されそう。その部分をもっとバーチャルに扱える基盤ができあがれば、世界はもう少し変わりそうな気もします。

ともあれ、サービスを展開することに敷居が下がっていることは事実で、これからも増えそうですね。私も考えていることを実現したいと思ったりしています。これは『持たざるもの』の世界。つまり、アイデア勝負の世界となってきますので、とても面白い時代になるのではないでしょうか。いつの日か、サービスをもっと自由に展開できる時代がくる。なんてね。