(ほぼ)10分で作るTrailsアプリ

RubyでできたフレームワークRuby on Rails (RoR)が、今花盛りです。どこかの記事で「Javaの10倍の生産性」と謳っていたりするほど、高い生産性を誇っているフレームワークです。(RoRについては、割とあちこちで情報が出始めてるので、あえてここでは書きません。)

で、Ruby以外の色々な言語でもその影響を受けたフレームワークが作られています。中でも、Trails (http://trails.dev.jave.net/)というJavaで作られたフレームワークを少し調べてみました。現在、バージョン0.8までいってます。

Trailsは、RoRにインスパイアされて開発されたものですが、そのコンセプトは少し違っています。Trailsのコンセプトの中心にあるのは、ドメイン駆動開発という考え方です。Railsの場合、DBの中の情報からコードを自動生成したりしますが、Trailsではそれはありません。基本的にPOJOで書いたドメインオブジェクトを中心に動きます。なので、JavaRuby on Railsという言い方は少し違っています。(移植ではないですね。)

Tapestry-Spring-Hibernateで構成されていますがその知識は最初は不要です。persistence APIアノテーションや、リフレクションを駆使して、簡単なものならば、ほぼコーディングレスで開発できます。この面白さは、やってみないと伝わらないかも。

そこで、10分で作るRailsアプリ for Windows をTrailsでやってみました。(勝手に真似してすみません。)

Javaでもがんばれば、そこそこいけるということですかね。あと2〜3回練習すれば、10分以内にいけそう。(それは意味無し)

デプロイしないといけないあたりが、まだまだ重さがありますし、実用的かどうかはさておき、考え方としては面白いと思います。いや、Javaの人にとってはインパクトあるはず。

※追記:URLがもたついてました。直しました。