社内向けSNSをオープンソース化するプレスリリースが出ました
TIS、企業向けSNS「SKIP(スキップ)」のソースコードを公開
−Ruby、アジャイルなどの最新技術・手法を活用して自社開発したSNSをオープンソース化−
この企画自体は、約1年ほど前に立てたんですが、さすが大企業、ここに至るまで1年かかってしまいました。
2005年の秋頃から開発して運用している、うちの社内SNSなんですが、元々は私ともう一人の若者の2人で作ったものでした。
当初は、Ruby on Railsの勉強がてらの意味もあって作ったところもあったんですが、社内ユーザの支持も得られ、会社の施策として認められて、ここにきてようやく表に出すことができるところまできました。
今回公開する社内SNSについて、うちの事例についてはThinkITさんで連載記事を書いたこともあります。
今回のように、社内で開発したものをオープンソース化するというのは、うちの会社にとっては異例のことでして、やはり時間はかかってしまいましたね。
業務時間外でオープンソースなアプリを開発した訳じゃないので、その辺は軟弱者なんですけど、逆に、ちゃんと昼間の仕事の成果をオープンソースにできる、これからも昼間の時間でオープンソース開発に従事できるようにしたことは、価値があったのかな、と思います。
今は、公開場所となるサーバの準備や、ライセンスの検討などを進めているところで、早くて来月にはダウンロードできるようにしたいと考えています。
今回のプレスリリースをきっかけに、色々な情報を外に書けるようになったので、こちらにも徐々に書いていければな、と思います。